一条高校ダンス部はライブ活動を中心にしてここまでやってきました。
6月に開催の引退ライブと9月に開催する文化祭ライブ、
そして2月に行われる予餞会でのライブ。
2年ほど前から予餞会はなくなり、7年前から12月に行うもっとも規模の大きいライブであるNowhereLandを開始し、継続中です。
これらのライブ活動を軸にダンス部は成り立っています。
成り立ちとしてはライブが中心にある。
発表会的な感じよりはライブと呼ぶのが相応しいかと思います。
今年のこの状況下に於いても、6月開催の引退ライブができないのではないか、ということを部員たちは随分と心配しておりました。
6月20日開催を7月24日に延期し、感染症対策を講じた上でなんとか引退ライブに辿り着くことができた。この時期のイベントの開催はひとつの決断でもあった。
3月4月5月の休校期間。そして6月からの分散登校に合わせて徐々に部活動の再開。15日からの全体登校とそして限られた時間での全体練習の開始。
7月に入り、2週間のテスト期間。
引退ライブまでの練習期間は、もしかしたら例年の10分の1くらいかも知れない。
3年生部員、最後の舞台である。
そしてライブが終了して1週間後にダンススタジアムの関西予選という過密スケジュール。
ライブ作品と大会作品はまったく別物であるがゆえ、大会作品の練習期間と練習量はこれもまたかなり限定されたものとなる。
こうして振り返ると、一条高校ダンス部の活動の軸に据えられているのはライブでの表現なのかと思わざるを得ません。
この社会状況下で他の部活動が最後のシーンを迎えることなくそのまま終了したことを考えると、ダンス部はまだ最後の区切りをつけることができたと、そうとらえることができるのかと思います。
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