好敵手
ライバルと呼ばしてもらってもよいのなら
唯一存在するとしたら
それは同じ奈良県のダンス部、天理高校です。
もうかれこれ10年以上前から年に一度合同練習を行なっており、一条のライブにも何度か出演してもらったり、コラボして天理のイベントで一緒に踊ったり、
さまざまな形でつながりをもってきました。
そしてダンスの根源的な部分でも、互いのダンス部の成り立ちや建て付けの中で共通のスピリットを育み、通底しているのではないかと感じます。
人や場所や時間を通じて多くのことを共有している。
少し前に退職されましたが、長年顧問の先生が愛情深く天理高校ダンス部を見守り続けておられたことも知っており、顧問として多くのことを学ばさせていただきました。
学校教育の中でまだまだストリート系のダンス部が理解や協力を得にくい状況でもありました。
2009年か、昨今のようなダンス部の大会もほとんど存在せず、その中で天理高校は非常に高いレベルで出場して結果を残しており、一条高校はなんとか追いつこうと必死で練習したわけです。
第1回、第2回のダンススタジアムで、天理高校は優勝しており、一条高校は第3回で準優勝。
競い合って、奈良のダンス部シーンを盛り上げよう、大阪や全国の高校ダンス部に負けない、数は少ないけれど、天理と一条でストリートの高校ダンス部シーンを確かなものにしていこうと。
2021年、古豪天理がこれまでにない新たなる挑戦をしていることを耳にしていました。衝撃的と言っても良いほどのチャレンジです。
知っていただけにその動向に注目していました。一条も負けるわけにはいかないと。
この夏、第14回を数えるダンススタジアム全国大会。レペゼン奈良、天理高校はこれまでにない、圧倒的などこにもない高校ダンス部シーンを繰り広げていました。
一条も負けるわけにはいかんな。
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