今日からまた新たなるいちにち。

そのいちにちいちにちでこの地を踏みしめて、

前へと

高くへと

より深い場所へと向かう。

風に流れる空にある
雲の形が同じでないように、

集まった部員たちもまたその都度違う形をもつ。

その容積もその質量も違えば

色や声音や硬軟も異なる。

いま

何ができるか、

その答えは風に吹かれているな。

初夏の風に。