こんな時やからこそ、
普段思っていることで、
言わずに黙っていることを
言ってみようかな。
などと、
いや普段からどこかでもうすでに言ってるかも知れん。
それは
ダンスにはさほど、興味がない ていう単純明快素朴で即決シンプルかつスマートな事実
まぁそれでも通常に暮らす50代後半の日本社会で生き延びている平均的人物に比べると
25倍ほど、興味があるかも知れん
であったとしても自分の中では興味ないね 的な感じではある。
野球やサッカーやボクシングや哲学のほうがググッときたりする。
申し訳ないけれど、特に高校ダンス部のダンスにはさほど興味がない
まったく興味なし である。ここだけの話し。
ただあるのは、目の前で踊る一条の生徒たちのダンス。
これは面白い。最高に楽しい。抜群に惹きつけられる。
何ももたない、自信なさげで視線を上げることさえ出来なかった生徒が、やがて別人物のように踊れるようになっている姿を観ることになる。というシーンは何度もあったし、それはそれで魂がほんとうに揺さぶられる。
時には大会で、競い合うチームを圧倒的に凌駕するパフォーマンスを、実戦で目の前で観せてくれる。
2022 4月には高校ダンス部のふたつの全国大会でいずれも2位となった。
その時は俺も夢中で全国優勝しか眼中になかったけれども、振り返って考えれば、奈良の田舎の公立高校で顧問と卒業生のコーチとほぼ8割初心者で選抜もせずのメンバーで勝ち取ったことを考えるとなかなかロマンチックな出来事やな と思う。
まぁ夢やロマンを本気で追い求めんことには、ダンスはよいものにはならん。
あぁダンスには興味がないと言いつつ、話し始めるとなかなか終わらんな。これってなんやろ。
高校ダンス部のダンスは、観ていて本当にすごいなとか頑張ったんやろなとかめちゃめちゃ練習したんやろなとかは思います。
この夏、ダンススタジアムでの全国優勝を目指して一条高校ダンス部は全力を尽くしましたが、近畿地方大会を突破することはなりませんでした。
傾向として今年も伝統的創作ダンス系が席巻している感があります。
九州で福岡大若葉、東海で光ヶ丘女子、大阪では帝塚山、樟蔭、
そして、久米田、汎愛などが、有力かなと勝手に予想します。
一条とはダンスの系統が違いすぎてるか。
あるとしたら、京都文教高校。このところ互いに競い合い、全国の頂点を目指して踊り、交流もあった唯一のチームです。
顧問的にはダンスの系統も近いものを数年前から感じております。
自由で楽しくエンタメ性があり、ダンス技術も高いと同時に、踊り手も観客もダンスを心底楽しむことを基本に置いている。
そして、今回の文教さんの作品は、一歩突き抜けたものを感じます。スケール感が違う。
ぜひ、何が何でも優勝を本気で狙ってほしいなと思います。
今の高校ダンス部界の局面を打開して、新しい空を見せてもらいたい。がんばってくれ。
一条も負けずにやろうぜ。
🥊
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