昨日、ダンス部員全員で2年3組の教室に集まりダンススタジアムビッグクラスの全国決勝大会を観ました。

51校の全ての演技を。

どの学校もどのチームもダンスにかける強い想いがあり、素晴らしいパフォーマンスだったと思います。

採点用紙を配り、観点6項目10点ずつで審査員目線を持ちつつ、最後まで集中力を切らすことなく、学校が閉まってからも居残ってみんなで観たわけであります。

次こそは来年こそはこの舞台で踊るために、やな。

まあそれはそれとして、やはり他校のレベルの高い演技から、なにごとであれ学ぶことは多くあります。

感想。

感想か、

難しいな。

生徒の評価もそれぞれです。

最終的にダンスは表現活動なので、好き嫌いが当然あるし、またセンスがすべてともいえる。

センスに尽きる。

なので、51校全て観ても、やはり結論は変わらんなと。

なんか360度違う。

いやっ、180度か。

我らとは真逆の、まるで対岸で踊っているような、そんなダンスが多いなと思う。

幅広の流れが別つ、そんな感じではある。

不安になってきたので、対岸に渡ります。大きく舵を切り、同じように向こう岸で踊ることにしよう、と。

そんな気持ちにはならんしな。

まあ、性分なので仕方あるまい。

都会の荒野で野武士の如く、無頼に反骨に抗い続けるのが一条のスタイルです。

既成の概念、現下の価値観に決して与しないのがヒップホップであります。

そこからしか新しいものは生まれない。

今年のダンススタジアム、ビッグクラスの優勝は大阪府立久米田高校。

生徒らにもそう言いました。久米田の優勝やで、と。

去年も優勝校を予想して当てています。

最近、毎年当てることはできる。

生徒諸君、ならば来年は一条、ということで先輩たちからの強い思いを

そのバトンをしっかりと受け取り、駆け抜けてゆくしかない。

まだ見ぬ景色を見に行こう。