無事に奈良にもどりました。
大会の遠征、顧問として最大の仕事は無事に連れて行き、無事に連れて戻るということです。他校のダンス部顧問の先生も同じだと思います。短期間に交通手段を確保し、宿舎をとり、朝昼晩の食事を用意する。ダンス部顧問の先生方お疲れ様でした。また大会関係者の方々お世話になりました。ありがとうございました。
そして選手諸君お疲れ様でした。
それにしても、ひと夏のうちに大きな舞台で踊る機会を何度も持つことができ、ほんとうに幸せなことです。2年生ダンス部員、この経験を今後のダンスに必ずつなげてください。よろしくおねがいします。
18日、10時ごろにはパシフィコ到着。
何はともあれ、選手宣誓とそれから一番手で踊るということ。到着から綿密に数分刻みで行動したいところではあるが、なかなかそうはいかない。着替えに更衣室にいっても戻される。オリエンテーションまでまだ20分あるけど、更衣室は満杯状態らしい。ウォーミングアップの場所も時間もうまくとれない。
なかなか悩ましいですな。
昼食場所をなんとか確保。この場所は良すぎたけれど、これも途中で退席を迫られる、などなどあり、あれよあれよで開会式、選手宣誓、そして出場ナンバーいちばんとしてのダンス。怒涛の時間帯でした。
キャプテン、落ち着いて立派に宣誓をやり遂げました。エライ。
そして一条の出番。よいダンスでした。かっこよかったです。この日見たダンスの中ではいちばんカッコよかった。顧問バカすぎると冷笑されようが仕方あるまい。
踊りの前や、そしてあとからも、今回はやたらメディアからの取材が多かった。新聞、テレビ、あたかも実力校で、入賞する有力な候補であるような扱いでした。まあ事前に情報を拾っているだけなんだろうと思いつつも、少しその気になっていた俺たちが少し不憫ではあります。仕方ないけどね。あぁ。
優勝の登美丘高校、昨日も触れましたが、貫録の優勝だったと思います。なにか凄まじいものを感じざるを得ないダンスです。おそらくコーチが指導しているのだと思いますが、部員との一体感を強く感じます。強いきずなと互いの信頼感。
そしてその総合的なプロデュース力。作品に込める魂と情熱と訴求力。群を抜いている。おめでとうございます。人の心のどの部分を撃ち抜いたらよいのかをよく知っている。そして観たものが見事に撃ち抜かれてしまっている。そんな感じです。圧巻の訴求力、登美丘ダンス。素晴らしい。
大会全般を通して、参加校それぞれに工夫を凝らしたダンスでした。主催者の話しにもあったように年々参加校のダンスがレベルアップしていますし、よかったと思います。ただ感想として言うならば、カッコイイダンスが少なくなっている。かなり少ないな。それが少し残念でした。
今回の大会、個人的に好きなダンスは予選で見たスモールのダンスで大阪府立山本高校のダンス、ハウスですごくカッコよかったです。ちょっとびっくりするくらいナチュラルでよかった。なんというかあの感じを醸しだすのはなかなか出来ない。
そしてスモールでもう一校、摂津高校のロックもよかった。めっちゃよかった。今大会の好きなダンスベストスリーは一条、摂津、山本の3校です。以上第8回日本高校ダンス部選手権の感想でした。
また来年会おう、パシフィコ横浜。待っててくれ。
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