大会の感想を少し述べようと思います。

一条高校ダンス部 2年生 「不東」 よいパフォーマンスでした。努力してきたものをすべて出し切ったのではないかと思います。ただこの学年、これ以上の力を秘めていると確信しています。その力をいかに信じて引き出して掘り起こしていくか。ダンスを観ながらそんなことも感じました。なので今回は求めていた最高の結果には結びつかなかったのかな、とも思う。

演技が終わった直後、保護者の方の何人かと話しをさせていただいた時も、審査結果については何も言えない感じではありました。大会前からあるいは大会の各校の演技を観ながら審査は困難を極めるだろうな、と感じていたからです。

この大会は、各審査員がどの学校にどのような審査をしたかをすべて公開しており、透明性をもっていて生徒たちもそれを見ることができます。各審査員の採点のばらつきも当然ながらみられます。そのばらつきも大きいと言わざるを得ない。ただ審査員がダンス部顧問審査員も含め、自分の名前を出してその審査結果をすべて公開するこの大会は、高校の部活動を前提とした大会の中でもっとも信頼できるものであると考えます。

各校が競い合いながら頂点を目指し本気で闘える大会であり続けてほしいと思いますし、そのためにひとりのダンス部顧問としてなんらかのお手伝いが出来れば、とも考えます。

今回、大会運営に携わった現場の先生方、本当にありがとうございました。頭が下がります。

 

「あの孫悟空のところ あの学校はすごかったな」

他校の保護者かと思われる人がそんなことを言っていたそうです。ダンスをよく知らない人でも楽しんでもらえる、そんなダンスをこれからも踊り続けることが出来ればよいなと思います。