北九州遠征3日目、日本3大港のうちのひとつ門司港を訪れました。関門海峡、その風に吹かれて。
下関にも行きたかったけれど断念
よい天気で、小倉から門司港までJRで十数分、その列車の中の風景はのどかで、どこか懐かしいものを感じました。朗らかで明るい日本人たちが列車に揺られて行楽に出かけゆく、そんな風景です。
幕末の日本、この国を訪れた欧米人の多くが同じような感想を述べています。この辺境のアジアの列島に住む人々は大人から子供まで、底抜けに明るくいつも笑顔である。思いやりがあり、助け合い、上機嫌で勤勉で素直で無邪気で人懐っこい。一日中、互いに冗談を言い合って笑いこけている、と。驚くべきことである、と。
門司港、明治から大正時代に建てられた建築物が残されておりレトロな雰囲気です。
かつて中国、大連へ出航していた頃のデッキ。大連航路上屋、ここから多くの人が大連への定期船に乗り込み、船とこのデッキには数多くのテープが掛けられ、やがて出航を向かえた。約130メートルほどもある。
日本の近代化を大きく推進した八幡製鉄所。工場から出る七色の煙は希望の象徴でもあった。
明治から大正、昭和。そして平成。そこに住む日本人は朗らかで底抜けに明るい笑顔を絶やさずに、いつも上機嫌で気概を持って生きているだろうか。
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