ラグビー日本代表チーム。南アフリカとの試合、最後の最後の勝負どころで、キックを蹴って成功すれば同点。ヘッドコーチの指示は同点を狙ってキックの選択。エディ・ジョーンズはそれを指示した。
ところがフィールドの選手は勝つためにトライを狙う。
「この試合勝てるな」という確信がどこかであったという。結果は歴史的勝利につながった。それは選手が感じて、その場で判断し選択すること。指導してきた監督の判断とは異なる選択。
肉体と精神と頭脳を使い切った戦いは、時に、ほんとうに稀に、奇跡的な瞬間を紡ぎだす。
日本代表ラグビーチームの躍進をみながら、そこから何かを学び取れないのか、と考える。
選手自らが考えて行動できるチームが最強であると。それはそうであり、ただそこにたどり着くための道のりを考えなければならない。どうやったらたどり着けるのかを。
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