生徒たちに進路の話をするとき、参考に自分のことを話すことがある。高校時代に何を考えていたか。高校生の時、何を目指していたか。
ジャーナリストになる。国際派の。いや実は高校時代、将来は国際派のジャーナリストになりたいと思っていたんだよ、と真面目に語る。そして今、僕は地方公務員です、と。
大掃除で出てきた写真シリーズ第2弾 香港の船着き場にて
“アジアの片隅で このままずっと 生きていくのかと 思うのだが”
吉田拓郎の唄うこの歌を聴くと、当時の気持ちに戻る。そして意味もなく少しだけすさんだ気持ちになったりする。
3年生の諸君、将来のことなど誰にもわからない。思い描いた未来が必ずやってくるわけでもない。それぞれの今を受け入れながら一歩一歩進むしかない。誰もが不安と闘いながら生きる。人生に迷う。10代の後半はそんな風に過ごすしかない。それでよいと思う。むしろそのほうがよいと思う。
あと少し、最後まで、応援しています。Fight
最近のコメント