奈良県、その公立高校

その奈良市では

西の京高校　登美ヶ丘高校が閉校になり、それぞれ県立大付属高校（仮称）と国際高校（仮称）としてそれぞれ新設されることに。

そして平城高校も閉校、その跡地に奈良高校が移転することに。

これら奈良市の複数の高校に関して再編の計画案が発表された。

一条高校は奈良市で唯一の市立高校であり、その独自のスタンスでこれまでやって来た。これら県立高校の再編計画とは別の動きとなる。

普通科と３つの特別学科、外国語科、数理科学科、人文科学科を擁する一条高校。普通科は奈良市生駒市の在住が通学の条件となるが、特別学科に関しては広く奈良県全域から通学することができる。

奈良県下でもはっきりとした特色を持つ学校であり、その受験の際の競争倍率は県下で最も高い。

今回の再編、計画案が発表されるまで、いろいろとうわさがあった。特に平城高校の跡地に奈良高校が移転するという話しはうわさとして耳に入っていて、そしてその通り計画案によれば平城高校はなくなってしまう。

両校の関係者にとってはさまざまな思いがあるだろう。

一条高校は、一条丸の航海は、その羅針盤と海図はこれまでと変わらぬものなのか。周辺の海域で大きな変化が起ころうとしていることは事実なので、面舵いっぱいもしくは取り舵いっぱいの操舵を余儀なくされることがあるのかもしれないし、

はたまた一切の航路を変えることなく、大海原を悠々と帆にいっぱいの風を受け真昼の燦燦とした太陽のもと、進み続けるのかもしれない。

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