明日、東京で「紐育」をテーマにした作品を踊ります。「紐育」とはニューヨークの漢字表記です。最近はあまり見かけないかも知れませんが、「倫敦」=ロンドンとか「巴里」=パリとか、おそらく明治の初めごろには多くの外国の地名に漢字が当てはめられました。

米国、露西亜、仏蘭西、墺太利、印度、とかね。華盛頓もあるな。今ではなかなか読めへんよ。

少し古い感じの、1980年代とか1990年代とか、そんな時代のニューヨークのストリートを舞台にした作品を奈良の高校生が踊ります。

個人的にこの作品めっちゃ好きやな。何度見てもよい。もう一回観たいと思う。何度でも観たいと思う。そんな作品です。2016年、3月の雪の残るハチ高原合宿から始まった作業。テーマ設定から、曲編集、振り、構成、衣装、何度も何度も行き詰まり、悩んで作り変えてまた作り変えてここまで来ました。

ようこんな作品を自分たちだけで作り上げたな、と素直に思います。お前らエライ。

まだ人前で踊ったことが一度もないけれど、明日はようやくこの作品を踊ることが出来ます。しかも大きく華やかな全国大会という舞台で。もはや楽しみしかない。

一条のダンスを思いっきり踊ろう。世界中の誰よりも君たちのことを応援しています。

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