昨日は、少しだけ触れましたがもう少し詳しく書きます。
avexのやっている大会。高校ダンス部の全国大会、いろんな名称があり、覚えるだけでもたいへんです。
この大会、別名 DANCE CLUB CHAMPIONSHIP Vol.3 略してDCC。これで覚えようか。
予選は映像審査によるもの。その映像審査の結果、全国決勝大会進出校が昨日Web上で発表され、一条高校ダンス部がその中の一校として選ばれました。全国のダンス部が全部で36校、4つのブロックにわかれていて一条はAブロックです。今年からFAST STAGEとFINAL STAGEの2段階に分かれ、それぞれのブロックから12校がFINALに進出し、競い合う仕組みになっています。なので、勝ち抜けば2回踊ることになります。
それから漢字2文字を表現するというルールを設定したテーマ性を重視した大会であり、一条高校ダンス部は「不東」をテーマに作品作りを進め、そして「不東」を踊ります。この大会が代々木第2体育館で8月1日にあるという次第です。
昨年の大会では現在の3年生が出場し、「咆哮」で準優勝。その流れから言えば当然今年は優勝を目指すということにならざるを得ません。
2年生、死にもの狂いでがんばれ、と伝えています。
不東。「ふとう」と変換しても埠頭とか不倒とかになり、なかなか「不東」はでません、というか最終的にも出てこないので一般的には流布していない言葉ですが、確かに存在する歴史的な由来をもつ言葉です。
昨日述べたように、唐の僧である玄奘が、西域に向かう際に強い覚悟をあらわし、この言葉を現代の我々に残しています。
過酷なタクラマカン砂漠で、あまりの苦難の道のりに一度は唐にもどろうとした時、この言葉が生まれました。どんなことがあっても目的を達成するんだというという玄奘三蔵の決意の言葉が「不東」です。
7月31日、全国高等学校ダンスドリル選手権大会、3年生が出場。東京体育館。
翌日8月1日、全国高等学校ダンス部選手権、2年生が出場。代々木第2体育館。
二日続けて、東京での大きな大会となります。このような大きな舞台で踊ることのできる生徒たちはそれだけでも幸せですが、出場する限りは全力でいちばんよいダンスを目指してもらいたいと思います。
顧問にできることは君たちにダンスをする時間と空間を提供すること。そしてほんの小さなアドバイスをたまにすること。それぐらいです。謙遜でも慎みでも克己でも寡黙でもなく、それが事実です。
第一義的にも最終的にも自分たちで考え 自分たちで行動するしかありません。それが一条ダンス部の最大の強みであり、魅力であり、不可逆性です。がんばれ。
本日、鴻池体育館。色とりどりで体幹トレーニングをする。
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