2月も明日で終わり。

それがどうしたってことなんやろうけれど、3月1日は卒業式ということになっております。つまり3年生たちが卒業します。

ダンス部、3年生部員15名。みんな仲良く卒業ですな。

2014年4月に入学したこの学年、印象はと言うと、そやな、印象はと言うと。

そやな。なんやろ。

何度か本人たちにも言ったと思うけれど、一条高校ダンス部史上、最強の実力をもった学年だったと思います。さまざまなタイプの踊れる人材が豊富に存在した学年。そして着実に力を伸ばした。

そして学年の仲もよかった。稀にみるくらい仲のよい学年。それが幸いしてか災いしてかその実力のわりには大会で結果を残していない、と自分たちでは勝手に思い込んでいる学年でもあるな。

まあ実力があっても大会で結果が出るとは限らないし、実力はさほどでなくても大会で結果を残す学年もままある。

たしかに、新人戦では悔しい思いをした。北九州の大会でも。HSDCでも。そして東京代々木のDCCでも。たしかに悔しい思いをしたかな。

そんなこともあり、これまでの一条の前例をくつがえして臨んだ最後の夏の大会。ダンスドリルではなく、ダンススタジアムを選び、全国優勝を目指した。

それでもな。君ら。2年の夏は2回、そして秋も、3年の夏もまた2回、合計5回全国大会に出場した。これだけでもあまりに恵まれすぎたダンス部生活といえるけどな。

それはさて置きさりとて目指すべきものは別のところにある、もっと高い場所へ。いちばん高いところに。

3年最後の夏の大会。パシフィコ横浜での決勝大会。まあここまで来たらすこしでも良い結果がでればよいのだが、と思いつつ、全国の強豪校が軒並み優勝を目指して集ってきているのだから、望む答えを得られるとは限らないし、人生そんなに甘くはないさ、とも思ってみたり、いや俺たちが絶対に優勝するのだ、と思ってみたり、そんな心持ちのなかで。

全国大会でベスト8に。

君たちのダンスの実力を発揮したその結果だったと思います。多くの人の支えがあったとはいえ、自分たちで作品を作り上げ、迷い、つまずき、苦難を乗り越え、全国の大きな舞台で堂々と勝負したことは自信にして、そして誇ってよいと思います。

明日来て、明後日来たら、卒業やな。早かったな。それにしてもなんか平凡な言葉しか出てこんな。今夜はそれでよしとしよう。