ダンススタジアム、横浜での決勝大会。
台風の影響もあり、新幹線が運転見合わせなどもあり、果たして各校、移動が出来るのか、と心配しておりましたが、遅延はあったものの、なんとかステージをやり終えた模様ですね。
優勝は帝塚山学院、
ここ数年、優勝校は肌感覚で、ほぼ匂いでわかるようになってしまいました。
ここが優勝やな、と。
そして2位と3位も言い当ててしまった。
なんやろ、
今の大会の評価軸で考えると、そのような結果になるだろうと。
もちろん、各校すべて素晴らしい作品であり、完成度が高く、技術も体力も気迫も表現力も結束力も備えている。ここまで仕上げてくるのは並大抵のことではない。
ただ、優勝校は圧巻の作品で群を抜いている感が強烈にありました。
そこからはほぼ同列くらいの感じで、どこがどのような順位であっても、なんら不思議ではない。遜色なきように思います。
感じたのは、
どこも、どこの学校も優勝するために、踊ってるんやなぁと、優勝するための作品やなぁ、と
素朴にそう思いました。
もちろんそれは間違いではない。それで良いのだけど、なんだかそれがずっと続くと、
同じテンションで、次から次へと連なると、それってどうなのか、という感覚になる。
大音量の壮大な音に合わせて、振りを見事に揃える。衣装チェンジしそうな雰囲気から後半にかけてのやはり衣装チェンジ、高低差のためのリフトアップ、腰を曲げ手を下げてのフォーメーション移動。
作品作りのエッセンスはどのようにしても似たようなものになる。
一条にはそのエッセンスはどこにもなく、まったく別の登山ルートで頂上を目指していることになるな。
まだ開発されていない、道なき道を登るしかなかろう。
べつにダンスで優勝などしなくても構わない。
踊る意味はそんなもんじゃない。
優勝はしてもよいけど、しなくてもよい。
その逆説の中で、どこにも負けないダンスを目指すのみであります。
一条ダンス部の諸君。
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